ロックブロックのブログ

ゲーム、アニメ、マーケティングなど気になったことを徒然なるままに。

ユダヤを理解する 備忘録

ユダヤについて勉強を進めていますが、

現在の理解を備忘録として記します。

 

歴史を勉強する前のユダヤ人のイメージは、

シンドラーのリストナチスホロコースト、迫害、虐殺、、、

といった圧倒的な被害者としての存在でした。

 

しかし、お金の勉強を進める中で、

世界の金融を牛耳っているのが一部のユダヤ人を含む、

世界金融連合、金融グローバリスト、One world banker、、

といった存在であることがわかってきました。

 

その筆頭であるグループが、各国の中央銀行に対し強い権力を

持っていることを初めて知ったときには、強い衝撃が走りました。

それまでお花畑であった脳味噌がふっとばされた感じです。

 

そうして、ユダヤ人とは何かに興味を持ち調べていくと、

いままで、日本で普通に生活していく中では、

全く出会うことがなかった真実にぶち当たってきました。

欧米では常識なのかもしれませんが、、、

 

現時点での私の理解としては、

ユダヤ人とは、大きく3つのグループで考えると分かり易い。

MECEになっていませんが)

1.アシュケナージ

2.スファラディ系(+ミズラヒム系)

3.人種の関係なくユダヤ教グローバリスト

 

アシュケナージ系は、いわゆる東欧白人系でナチスに迫害された

ユダヤ人であり、イスラエルのマジョリティとなっています。

インテリ階級であり、彼らが、イスラエル建国を推進した

シオニストの中心であります。

なので当然、カナンの地を追われたユダヤ人の起源かと思っていたのですが、

実は違います。彼らは、ユダヤ人の起源ではないのです。

祖は、ハザール王国の民と言われており、東ローマ帝国と、

イスラム帝国に挟まれ、双方から改宗を迫られたのちに、

どちらからも敵視されない、一神教であるユダヤ教に改信した、

その種族の末裔ということらしいです。

これを初めて知ったときにとても疑問を持ちました。

なら、イスラエルを建国する”大義”とは何だったのであろうか?

この事実を知ると、パレスチナ人のやるせなさが理解できるように

なりました。

 

スファラディ系は、人種的にはセム族とされており、中東系です。

いわゆる旧約聖書に出てくる、アブラハム、イサク、ヤコブの子孫で、

モーゼに率いられてカナンに入ったとされる民の末裔です。

本来のユダヤ人起源であり、私たちが普通にイメージしているユダヤ人です。

しかし、実際はイスラエルでは、スファラディ系は2級国民の扱いを

受けているとのことです。

イスラエル建国前までは、中東地域で他民族とも、大きなトラブルもなく、

少数民族として過ごしてきたそうですが、

イスラエルに入ることで、軋轢ができてしまい、またイスラエル国内での

地位を守るためにも、より過激となり、今の状況になっているとのこと。

イスラエル国内では、アシュケナージ系とスファラディ系は区別され、

シナゴーグユダヤ教会堂)も2つに分かれているらしい。

スファラディという存在を初めて理解して思うのは、

パレスチナ人と同様に、運命に翻弄された本当に悲劇の種族であるということ。

 

ユダヤ人グローバリストとは、

そもそも、ユダヤという種族が自分の国を無くし、

根無草として生きていく中で、さまざまな世界の垣根を考えず、

利益だけを追求して生きてきた人たちであるという理解です。

ローカル vs グローバル として考えた場合、

何のルールもなければ、ローカルに勝ち目はないというのが、

私の持論です。

失うものが無い人を「無敵の人」と揶揄する言葉が流行りましたが、

故郷や文化、しがらみなどを守る意識が無いグローバリストは、

経済的には「無敵な人」であると思うのです。

そして、事実彼らが近代の経済を独占し、富の集中が起きているのが、

現在だということです。

 

この3グループが織りなすユダヤが複雑怪奇なのです。

根無草の金融マフィアユダヤと、神殿の丘の奪取を狙うオカルトユダヤ

本流であるスファラディユダヤを差別するアシュケナージユダヤ

イスラエルでの地位を確保するために過激になるスファラディユダヤ、、、

彼らはどうしてユダヤ教でつながっているのか?

まだまだわからないことだらけです。