ロックブロックのブログ

ゲーム、アニメ、マーケティングなど気になったことを徒然なるままに。

2018年度版 おすすめ漫画トップ10 ②

2回目です。
書くのに時間がかかってしまい、紹介は2作品だけ。。。

 

本や漫画を読んだりするときに、
①単純にエンターテインメントとして楽しめる作品
②さらに自分自身の中の方に何か良い影響を与えてくれる作品
などがあると思います。

おすすめマンガにつきましては、自分にとって①だけじゃなく、
②も実感できた作品を選んでいるイメージとなります。

kazumayurock-happy.hatenablog.com

 

  1. ダイヤのエース

    これも有名かもしれませんが、スポーツもので一番好きな作品です。
    どこが好きなのかなと自問自答していましたが、
    最近になって、「ああ、これだ」という理由がわかってきました。
    以前、「アルテ」という漫画を紹介しましたが、

    kazumayurock-happy.hatenablog.com

    ダイヤのエースの主人公の沢村くんと、アルテの存在がなんか重なるなぁと、
    自分で感じていることが分かったのです。
    アルテは、困難な状況でも、常に前向きに、常に全力で、常にキラキラして、周りの人々を良い意味で巻き込んで、そして何かを成し遂げていきます。
    沢村くんには、ライバルの降谷くんのような剛速球を投げられる才能はありませんが、ピッチャーとしてのそれなりの才能は神様から授かっています。でも、沢村くんの本当の才能はそこではなくて、実は、アルテのように、何かに向かって、前向きに、全力で、キラキラと取り組めるという所なのです。そして、サブキャラクター達も、その存在が稀有なことだと気づいており、その中で輝けない平凡な自分はどうするか、という所まで丁寧に描かれています。
    そして、僕は、アルテやダイヤのエースを読むたびに、自分も何かにそのような姿勢で取り組めたら、生きていけたらいいなと、少しだけ、心にたまった汚い所が、浄化されていく感覚を持つのです。

     

  2. ブルージャイアン

    BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

    BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

     

    「岳」の作者さんの作品です。
    ジャズ、サックスで大成することになる宮本大の物語。
    石塚さんの主人公は、やはりどこか突き抜けています。「岳」の時も感じましたが、僕のような普通の人間には、共感できない感性を持っています。やはり、何かを大きなことを成し遂げる人間というのはこういう人たちなんだろうなと、なんとなく感じます。でも、やはり、あやうい。
    じゃあ、どうして自分がこの漫画に心を打たれるのかというと、周りのキャラクターたちと、宮本大との繋がり方に答えがあります。彼らは僕にも共感できる普通の人間たちで、その彼らが、宮本大と触れ合う中で生じる気持ち、がダイレクトに伝わってくるからです。
    自分が兄だったら、自分が友人だったら、自分が師匠だったら、自分がライバルだったら、、、それぞれのキャラクターが宮本大という存在を中心に、色々な思いを持って生きていきます。そこにどうしようもなく心を動かされるのです。
    自分の涙腺は、家族との繋がり、特に、お兄さんのさり気ないけど、とても強く温かい愛情を見せられた時には、完全に崩壊しておりました。

 

今日はここまで。。。