ロックブロックのブログ

ゲーム、アニメ、マーケティングなど気になったことを徒然なるままに。

貯金箱の呪い

この歳になってやっとお金のことを理解し始めた。

情けない話だ。

20代のときに少しでもお金の本質を理解していれば、

もっといろいろな可能性があったのだと思う。

とはいえ、お金のことは余り考えず、

がむしゃらに仕事をしてきたからこそ、

今のスキルや収入が得られている面もあるかもしれない。。。

でも、これは負け惜しみだな。

 

最近、お金の事ばかり考えている。

どうも、海外では学校でお金について学ぶ機会があるらしい、

しかし、日本では受動的にはそのような機会はない。

なぜなのだろう?

そうして行き着くのはやはり、日本国民は意識的に

金融リテラシーが低くなるように仕向けられているのではないかということ。

結果、働いたお金をすべて貯金にまわし、

そして、そのお金を、国や米国にいいように使われる。

 

日本では、資産運用をすることをマネーゲームと言われ、

潔しとしない風潮があるように感じる。

子供の時から、お小遣いを貯金箱に貯めて、

我慢をして、お金を貯めて、大きな買い物をする、、、

といったことが文化となっている。

 

でも、どうして今の百円が、1年後も同じ百円だと保証できるのか、

どうして、それをみんな信じ込まされているのか。

本当ならば、子供たちにそこを教えなければいけないはずなのに。

 

最近、yahooの記事で五百円玉貯金で満杯まで貯めたら

130万円ほどあった、という記事を読んだのだが、

これを複利で資産運用したら、お金はどれくらい増えたのだろうか?

でも、自分も今までそんなことに気がつきもしなかった。

これは、貯金箱の呪いなんだと思う。

国家ぐるみで国民の金融知識を低くして、

それ以外の教育はしっかりする。

結果、勤勉に働き、たくさんのお金を巣に持ち帰ってくる

”働きあり”が完成する。

 

貯金箱はその象徴なのだ。