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タカギ互換カートリッジを探せ!③ 浄水器の選び方

目次 

 

1.はじめに

タカギの浄水器の話を書いていくうちに、

そもそも浄水器とは何が良いのか、どこを比較すればよいか気になったので、

ネットで色々調べてみました。

その中で、最も信頼性があるホームページとして、以下を発見。

一般社団法人 浄水器協会

 

今回は、浄水器協会のホームページに書かれていることを参考に、

いろいろ浄水器についてまとめてみたいと思います。

 

 浄水器協会とは

浄水器に関する我が国唯一の業界団体」

とのこと。ゆえに、おそらくここの情報は信頼のおけるものと思います。

 

2.浄水器のタイプ(本体側)

浄水器の本体は、以下に分類されるそうです。

No. 浄水器のタイプ
Ⅰ型 0 ??
Ⅱ型 1 蛇口直結型
2 据え置き型(ホース取り付け型)
3 水栓一体型
4 アンダーシンク型(ビルトイン型)
ポット型 5 ポット型(ピッチャー型)

例えば、以下のような商品イメージです。

蛇口直結型

据え置き型

東レ 据置型浄水器 トレビーノ流II SW7J

東レ 据置型浄水器 トレビーノ流II SW7J

 

 水栓一体型

 アンダーシンク型

TOTO 浄水器専用自在水栓(ビルトイン形) TK301AS

TOTO 浄水器専用自在水栓(ビルトイン形) TK301AS

 

 ポット型

 INAXやタカギの浄水器は、水栓一体型になりますね。

 

3.浄水器(本体型)のタイプ別比較

浄水器の特徴を調べて、自分なりに〇×表を作成しました。

・浄水性能は基本どのタイプもカタログ上はあまり違いはありませんでした。

・寿命については、大きな浄水器が有利でした。

・作業性は、キッチン行為しているときの使い勝手や掃除のしやすさを考慮しました。

  蛇口直結型 据え置き型 水栓一体型 アンダーシンク型 ポット型
浄水性能
寿命の長さ ×
キッチン作業性 ×
イニシャルコスト × ×
ランニングコスト × × ×
総合評価 ×

あとは、どの項目を重視するかで変わってくると思います。

自分は、水栓一体型のスッキリと使い勝手がよいのは気に入っているし、アンダーシンク型だと価格が高いので、この表を作成した後でも、次も水栓一体型で良いかなと思いました。

 

4.浄水器(カートリッジ)の性能比較

 消費者庁のホームページで除去対象物質の表示を確認しました。

以下13物質とのこと。

浄水器|消費者庁

除去対象物質の区分 除去対象物質の種類を示す用語
(表示名)
遊離残留塩素 1 遊離残留塩素
濁り
(水中浮遊微粒子等の濁りを発生させる物質)
2 濁り
揮発性有機化合物 3 クロロホルム
4 ブロモジクロロメタン
5 ジブロモクロロメタン
6 ブロモホルム
7 テトラクロロエチレン
8 トリクロロエチレン
9 1・1・1-トリクロロエタン
10 トリハロメタン
農薬 11 2-クロロ-4・6-ビスエチルアミノ-1・3・5-トリアジン
かび臭 12 2-メチルイソボルネオール
重金属 13 溶解性鉛

自主規格で以下4物質とのこと?(ここら辺わかり難いです・・・)

・鉄(溶解性)
・鉄(微粒子状)
マンガン
・アルミニウム(中性)

水道水から除去すべき物質は?

正直こんなに除去項目があると、何が何やらわかりません。

色々調べていく中で以下が重要な項目だということがわかりました。

水のおいしさに影響 遊離残留塩素 水道水の安全のため一定濃度で必ず入っており、水のまずさの主原因
カビ臭 先日の岐阜豪雨で愛知県の水がまずくなった原因物質
濁り 水道管や、貯水タンクなどから出てくる微小な不純物

 なので、とりあえずこの3つが確実に取れている浄水器を選ぶと良いと思います。

すべて除去できるとベストだと思いますが、相応にコストもアップもするので、お金と相談してどこまで水に気を使うかということではないでしょうか。

www.water.city.nagoya.jp

 

ここで気づいたのですが、タカギの標準カートリッジには、なぜか濁り除去性能がありません。他メーカーのカートリッジを見比べると、どこも最安価のカートリッジでも濁り除去性能はあります。ちょっと面白い違いを見つけたので次回は深堀してみたいと思います。